よくあるご質問

プロジェクト協力企業・協力店向け
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【I know IBDプロジェクトについて】

  1. 炎症性腸疾患(IBD)という疾患(病気)について、広く社会に向けて正しく理解いただく事を目的にした活動です。

    IBDは腹痛や下痢といった症状を伴うことが多く、患者さんは外出時にトイレへの不安を感じています。こうした患者さんの不安解消のため、IBD患者さんに施設やお店のトイレの貸し出しを行う企業を募っています。

    IBD患者さんの外出時の不安を解消すること、また社会全体でこのIBDという疾患(病気)のことを知っていただく活動が、I know IBDプロジェクトです。

    活動の一環として、協力企業・店舗ではI know IBDプロジェクトのステッカーを掲出しています。

  2. IBDという疾患(病気)を正しく認知し理解する人が一人でも多く増えることで、社会全体のIBDについての理解を高めたい、という意味を込めています。より多くの人が“I know IBD”と言える社会を目指しています。

  3. IBD患者さんは、腹痛や下痢といった症状が出ることがあり、外出するときにトイレの不安を感じています。

    IBD患者さんがトイレの貸し出しを行う施設やお店を認識できるための印であり、外出先で使えるトイレの場所がわかることで、患者さんの行動範囲が広がってほしい。また、街でこのステッカーを目にする人が増えることで社会全体のIBDに対する認知が高まってほしいという思いから、ステッカーを掲出しています。

  4. 製薬会社のアッヴィ合同会社が主催し、協力企業と推進しています。https://www.abbvie.co.jp/
    アッヴィはアメリカイリノイ州に本社を置くグローバルな研究開発型のバイオ医薬品企業で、2013年より日本で事業を行っています。日本の本社は東京都港区です。

  5. 飲食店、美容室、調剤薬局やホテルなど幅広い企業が協力しています。

  6. 最新の協力企業・協力店情報はこちらからご確認ください。

  7. 2022年5月より開始されました。

    本プロジェクトは日本国内におけるIBDへの理解を広げることを目的として登録された5月19日「世界IBDデー(1990年に欧州にて制定)」・「IBDを理解する日(2013年に日本にて制定)」と連動する形でアッヴィ合同会社が始動しました。

  8. IBDという疾患(病気)は、社会でまだ十分に知られていません。また、疾患(病気)についても正しく理解されていないため、IBD患者さんは生活や人間関係など様々な場面で誤解を受けたり、制限を感じています※2,3

    こうした背景から、社会全体の IBD についての理解を高めることを目的に、「I know IBD(アイノウ アイビーディー)プロジェクト」が始まりました。

【炎症性腸疾患(IBD)について】

  1. IBDとは、指定難病である「炎症性腸疾患」の略語です。

    潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)とクローン病の2つを総称して、IBDと呼ばれています。

    IBDは原因不明であり、現時点では完治につながる治療法がなく、指定難病です。

    10~20代の若い年代の方で多く発症することなどが特徴として挙げられます※4

  2. IBDは大腸や小腸など消化管に炎症が起こり、下痢や腹痛が主な症状です。

  3. 日本のIBD患者数は約29万人です※5。IBDは、指定難病の中で最も患者数が多い疾患(病気)です※6

  4. IBDはトイレの回数の急増や、食事の制限など患者さんの生活にさまざまな影響を及ぼすこともあります※2,3

    患者さんが感じている、日常生活に影響を与える事として、トイレの回数が多いことが挙げられます。ある調査では、患者さんの6割の方が、外出時にトイレの場所を常にチェックしていると回答しています※1